チキンカツに無数に刺さるコーンフレーク
両メニューのキモとなる「スパイスチキンのコーンフレークカツ」は、衣にコーンフレークを使ったチキンカツに、唐辛子などのスパイスがたっぷり振りかけられたものだ。丼も定食も、キャベツの千切りとマヨネーズが一緒に盛られている。
記者Aはまず『スパイスチキンのコーンフレークカツ定食』の方を実食した。
「見た目のインパクトがすごいですね。“コーンフレークの衣”というよりも、チキンカツに無数のコーンフレークが刺さっているかのようです。そして、こぼれ落ちんばかりに真っ赤なスパイスが大量にふりかかっているのもすごい」(記者A・以下同)
そのザクザクとした食感のインパクトも大きい。
「とにかくザクザクしています。本当に朝食で食べるコーンフレークの食感で、通常のとんかつとは全く異なるもの。真っ赤なスパイスについては、パッと見た感じはものすごく辛そうだけど、意外と辛くなくて、“旨味のあるスパイシーさ”という感じです。
ひと口食べた感想は、“こんなの食べたことない”という感じ。普通のチキンカツの延長にあるものを想像すると、面食らってしまうかもしれません」
これまでに食べたことのない感覚を味わった記者A。完食後の満足度は高かった。
「食べ進めていくうちに、スパイスの旨味がどんどんクセになってきます。いわゆる“激辛”というタイプの辛さではないので、とても食べやすい。チキンのジューシーさもしっかり感じられます。
味付けはスパイスがメインですが、ごはんとも意外と合う。とんかつソースを付けて食べれば、まろやかな雰囲気になって、ごはんとの相性もさらにアップ。想像できない味ではありましたが、意外性も含めておいしかったです」