4月から始まる新年度に合わせ、宝くじもフレッシュな顔ぶれが揃っている。今回はその一部を紹介しよう。
◎75周年記念の宝くじ
1945年10月に、日本政府の発行する第1回の宝くじが発売された。今年で発売75周年になることを記念し、1等前後賞あわせて1億円が当たる宝くじが、4月8日から1枚200円で発売される。
◎当たりやすくなったスクラッチ
4月1日発売の「ワンピーススクラッチ」は、末等の200円が10枚に3本の割合で入っている。さらに、4月22日から発売される「わんにゃんスクラッチ」は、末等の100円が10枚に4本入っているので、まさに「けずって当てる!」が実感できる宝くじになっている。
◎1980年代のくじが復活
5月13日から1枚100円で発売されるブロック宝くじは、1等が10万円(下4ケタを5つ抽せん)、2等が1万円(下3ケタを5つ抽せん)。これは、1980年代に「レジャーくじ」や「チャンスくじ」という名称で発売されていた宝くじの復刻版ともいえる。「末等の100円を廃止して上位等級に振り分けてほしい」という要望に応えたもので、昔からの宝くじファンには懐かしく、若い方は斬新な感じがするのではないだろうか。
これ以外にも、4月5日から「インターネット専用宝くじ」、5月8日から「ドリームジャンボ宝くじ」の発売が予定されている。令和2年度の宝くじ、ますます楽しみが膨らんでいく。