「最近はレシートを撮影するだけで記録してくれる“家計簿アプリ”がありますが、私がそれを使わなかったのは、夫から見えるところで家計簿をつけられるから。居間でノートを広げて『家計簿つけなきゃ!』と“やってる感”を出すことで、夫の興味と共感を得ることに成功したんです(笑い)。
月に1回、家計簿を締めた後の土曜日に、夫と“マネー会議”を開く。子供が寝静まってから、その月の収支を共有することで、“この買い物はムダだったね”“目標に〇〇円近づいたね”などと、翌月につなげる機会にしています」
ここでいう「目標」とは、マイホーム購入や教育資金、老後資金などの長期的な目標に加え、「東京ディズニーランドに家族で行く」や「3年以内に家族でグアム旅行へ行く」といった短期的な目標もある。夫婦ともに時間と気持ちに余裕のあるタイミングで、おつまみとお酒を楽しみつつ、ゆるい雰囲気で団欒しながら会議するのも、ストレスをためないコツだ。
※女性セブン2020年4月30日号