外出自粛期間が続く中、気温もどんどん上昇し、そろそろ冷たい「そば」でも食べたくなる季節。コンビニのそばのラインナップも、徐々に充実し始めている。コンビニグルメに詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう話す。
「毎年春先くらいから、コンビニ各社の冷たい蕎麦メニューが増えてきます。ざるそば、冷やしたぬきなどの定番はもちろんですが、今年はローソンとファミリーマートがともに“冷やしピリ辛肉そば”を販売しています」
そこで、マネーポストのコンビニグルメ担当記者Aが、ローソンとファミリーマートの“冷やしピリ辛肉そば”を実食比較した。
ローソンの『冷しピリ辛牛肉そば』は刺激的
ローソンが販売中しているのは、『冷しピリ辛牛肉そば』(461円、税別、以下同)だ。1包装あたりのカロリーは466kcal。甘く煮た牛肉と玉ねぎがトッピングされたそばを、めんつゆと特製辛味だれで食べる一品だ。
「めんつゆは出汁っぽさが強くて、とても“和食”なイメージ。しかし、辛味だれは唐辛子的な辛さに加えて、痺れがくるタイプの辛さもあって、刺激的です。牛肉と玉ねぎは甘い味付けで、牛丼の具材に近く、馴染みがある味わいになっています」(記者A・以下同)
めんつゆの味と、辛味だれの味を別々に楽しむと、より一層この『冷しピリ辛牛肉そば』を堪能できるという。
「辛味だれが結構パンチがある味をしているので、刺激がほしいなら、たれを多めにとって食べるのがおすすめ。間違いなく、通常のそばとは異なる味を楽しめると思います。
ちなみに私は最終的に辛味だれを全体に混ぜて食べたんですが、牛肉と玉ねぎの甘みもあいまって、かなりマイルドなイメージになります。これはこれでとても食べやすくておいしい。そういう意味では、最初は辛味だれ多めで食べつつ、徐々に全体を混ぜていくと、味の変化を楽しめると思います」