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コロナ禍の株主総会 赤字深刻化の大塚家具、ゴーン後の日産の争点

 日産の連結会社である三菱自動車も当期赤字260億円になる見通しで、株主総会での大きな争点となると見込まれる。

 早稲田大学名誉教授の上村達男氏は、「今年の株主総会は企業のモラルが問われる」と指摘する。

「新型コロナ対策を名目に質問時間を短くしたり、規模を縮小したりする会社が現われるかもしれない。しかし、それは企業倫理に反します。例年通り開催できないなら、延期も検討すべきです」

 6月には、企業から株主に“緊急事態宣言”が出されるかもしれない。

※週刊ポスト2020年5月22・29日号

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