コミュニケーションツール
……チャット機能や掲示板機能などで、チームのコミュニケーションの活性化と、業務の円滑化を図るツール。
チームのコミュニケーションの活性化を目的としたツールで、テレワーク以前から導入していた企業も多い。SlackやChatwork(チャットワーク)などが代表例。なお、Microsoft Teamsは、コミュニケーションツールでもありWeb会議もできるツールだ。個人間や複数人によるチャットをはじめ、掲示板やファイルを共有する機能もある。プロジェクトごとにチャットルームを設け、外部関係者を招待することも可能だ。無料版の機能だけでも十分ビジネスに役立つ。
Web会議ツール
……テレワークを一気に現実的な働き方へと押し上げたWeb会議ツール。場所や時間を問わず会議を開催可能だ。
テレワークツールのなかでも急速に需要が高まっているWeb会議ツール。ZoomやGoogle Meetなどがあり、参加人数や連続利用時間に制限があるものの、無料で利用できるものも多い。ちなみに無料版の場合、Zoomは40分まで(1対1なら無制限)、Google Meetは60分まで(9月30日までは24時間)となっている。選択する際の主なポイントは、映像のクオリティに加えて、セキュリティやコスト、そして扱いやすさ。背景の映像処理やノイズカットといった補助機能にも注目したい。
クラウドストレージツール
……クラウドを活用したファイル共有に加え、データ保管の役目も担う。セキュリティの高さもチェックポイント。
メールでは送れない容量の大きいファイルを、クラウドストレージを利用して送るようになった人も多いかもしれない。GoogleドライブやOneDrive、Dropboxなどが代表的なツールだ。無料版でもある程度使えるが、有料版だと利用可能容量も増える。ビジネスユースの場合はセキュリティ面も重視したい。