1等・前後賞合わせて7億円が当たる「サマージャンボ宝くじ」と、1等1000万円が80本用意されている「サマージャンボミニ」が、全国の宝くじ売り場と宝くじ公式サイトで発売中だ(販売最終日は8月14日)。このサマージャンボ宝くじは、どのような特徴があるのか。その歴史とともに豆知識を紹介しよう。
◎ジャンボ宝くじの最年長
サマージャンボ宝くじは、1979年8月に誕生した。当時の価格は1枚200円、1等は2000万円で前後賞はなし。同じ年の11月に年末ジャンボ宝くじ、翌年にドリームジャンボ宝くじが発売されている。その後、1984年に緑化宝くじ(現在のバレンタインジャンボ宝くじ)、2001年にオータムジャンボ宝くじ(現在のハロウィンジャンボ宝くじ)が仲間入りすることで、いわゆる「5大ジャンボ」と呼ばれるようになった。
◎車が賞品になったことも
サマージャンボ宝くじでは、特別賞として200万円や500万円相当の乗用車が賞品になったことがある。中でも1988年の特別賞は「デラックス・カー賞」として1000万円相当の乗用車が商品になるという豪華なものだった。なお、乗用車と賞金のどちらか希望する方を選ぶことができた。
◎1等を狙う場合の効率が良い
1年間に発売される5種類のジャンボ宝くじ、その1等賞金と当せん確率を総合的に判断するとどうなるか。年末ジャンボの1等は7億円だが、その一方で当せん確率は他のジャンボ宝くじより低い。それ以外の4つのジャンボ宝くじは当せん確率が同じで、そのうち1等賞金がもっとも高いのがサマージャンボ宝くじの5億円だ。つまり金額的にも1等を狙う場合の効率がもっとも良いのがサマージャンボ宝くじということで、億万長者の夢も広がる?