あと、このボトル用の粉末のルイボスティーと黒豆茶も販売されているのですが、それも重宝しています。水が入ったボトルに粉末1袋を入れるだけなので、とても簡単です」
現在無印良品は、全国に430店舗以上が展開されているが、この給水器が設置されているのは113店舗。2020年度内に400店舗での設置を目指すという。
「自宅の近くの無印にはまだ給水機がない。早く多くのお店に設置されてほしいです」(Aさん)
また、この給水機設置に合わせて、無印良品では「水」というスマホアプリをリリース。給水可能な店舗のほか、公共の給水スポットを表示することができる。さらに給水の履歴を記録することで、環境への貢献度を知ることも可能だ。
同様に、都内の給水スポットを表示する「mymizu」というスマホアプリもある。こちらを活用している都内在住の男性会社員・Bさん(40代)はこう話す。
「普段から自転車移動が多く、移動中の給水のために『mymizu』を使っています。表示されるのは公園や図書館といった公共施設が多いんですが、カフェなんかも載っています。ただカフェの場合、基本的にスタッフに声をかけて給水させてもらうパターンが多い。水だけをもらいにいくのはちょっとハードルが高いので、ほとんど利用しませんね。そういう意味では、セルフで給水できる無印良品のようなスポットはありがたい。最近できた原宿のIKEAにも給水機があるので、活用しています」
街中の給水スポットを活用すれば、ペットボトルの飲み物を買うお金の節約となるだけでなく、環境保全にも貢献できる。今後、街中の給水スポットがじわじわと増えていきそうだ。