とはいえ、10万円を丸々渡すのは恐らく少数派。総務省のHPにも、特別定額給付金について「迅速かつ的確に家計への支援を行う」と記されており、子供に直接的にお金が渡らないケースも多いだろう。
「車の車検、税金の支払い、国民健康保険を払う時期だったので、家族全員の給付金は全額そちらに」(40代女性/通信)
「税金を払ってあっという間になくなった」(40代女性/主婦)
「保育料を払います」(30代女性/事務)
「子供が小さくて、給付金のことなど分からないので、家計に回す」(40代男性/編集)
“子供も使うから”と、上手に言いくるめたタイプもいる。
「ちょうど冷蔵庫が壊れたので、そちらに」(30代女性/流通)
「洗面台がボロかったので、給付金で直します」(40代女性/主婦)
ただ、子供の分を全て使ってしまうのは忍びないようで、なにがしかの形で子供の為に使うという着地点を見つけた人もいるようだ。
「子供の教育費を貯める口座に入れた」(40代女性/流通)
「何に使うか決めていないが、子供の分の10万円は子供の為に使います」(30代女性/食品)
「来年、子供が小学校に入るので、ランドセルなどを買う」(40代男性/自営業)
「娘の部屋にエアコンが無いので、エアコンを付けた」(40代男性/フリーランス)
「少しだけあげる」「子供の願いを叶える」という人も多い。
「欲しいと言っていた『どうぶつの森』を買ってあげた」(40代女性/主婦)
「5万円は子供に渡して、残りは家計へ」(40代男性/電機)
「家族でディズニーランドに行きます」(30代男性/建築)
「息子にグローブを買う」(40代男性/通信)
最後にちょっといい話も。
「大学生の長男には10万円を渡し、高校生の長女と中学生の次女には2万円だけ渡しました。中学生と高校生に10万円は多すぎると思ったのです。そうしたら長男は、妹2人にプレゼントを買ってあげたようです」(50代女性/介護)