4枚のチャーシューが入ったファミマのつけ麺
ファミリーマートの『冷しつけ麺』は、税込価格598円。1包装あたりのカロリーは698kcal。麺の重量は291gだった。
「こちらもやはり魚介豚骨スープです。魚介の香りがとても強いスープですね。酸味は控えめですが、味は濃厚でパンチがあります。でも、だからといってクセが強いわけではなく、とても食べやすいです」
4枚のチャーシューとナルト、ネギ、ゆで玉子半分が具としてトッピングされている。
「チャーシューは小さく薄くカットしているのですが、4枚入っているので、“具だくさん”感があります。そのチャーシューにはブラックペッパーが振ってあって、これが結構いいアクセントになっています。チャーシューをスープに浸けて、ペッパーの香りをスープに移すとよりおいしいですね」
291gという麺のボリュームも十分だ。
「極太麺なのでやはり食べごたえがありますね。食べ進めていて、後半になるにつれて、徐々に満腹感が出てくる感じは、専門店のつけ麺を食べている時の感覚に近いと思います」
冷やしつけ麺は「コンビニ向き」
コンビニの冷やしつけ麺について、前出・小浦氏が解説する。
「専門店のつけ麺の価格は800~1000円くらい。麺の増量無料という店舗も多いです。一方、コンビニの冷やしつけ麺は550~600円と価格は安く抑えられています。麺は専門店の“普通盛り”くらいなので、コストパフォーマンスとしてはかなり優秀だと言えるでしょう。
また、電子レンジで温めるタイプのコンビニ麺は、スープと麺の温まり方が違うので、仕上がりがアンバランスになることも多い。でも、冷やしつけ麺であれば、そういった問題がなく、麺もスープもおいしく食べることができるんです。そういう意味でも、“冷やしつけ麺”は、コンビニ向きのメニューと言えるでしょう」
進化し続けるコンビニの冷やしつけ麺を味わってみてはいかがだろうか。