家計

ヤマダ電機派からビックカメラ派へ… 「レジ袋無料」の店を選ぶ消費者心理

 これまでBさんが家電量販店で買い物する時はヤマダ電機によく行っていたというが、レジ袋有料化後は、無料レジ袋を継続しているビックカメラかヨドバシカメラを選択するようになったという。

「できるだけ服はネット通販で済ませようと思ってしまうし、電化製品はビックカメラかヨドバシカメラを選択するようになりました。レジ袋を買うと損した気分になるという感情の問題もありますが、僕はそういう企業努力や経営姿勢を評価したい。できれば、レジ袋無料店だけで買い物したいくらい」(Bさん)

 20代の男性会社員・Cさんは、テイクアウトでレジ袋が有料化された店に対し、足が遠のいたと明かす。

「よく行く飲食店のうち、イタリアンや居酒屋さんなどの3店舗はテイクアウトをお願いすると、袋もそのまま無料でつけてくれる。でも、先日お気に入りのカレー屋さんで久しぶりにテイクアウトをしようとしたら、レジ袋が有料になっていました。その時は仕方なく買いましたが、以来あまり行っていません。無料でつけてくれているお店も、もちろん袋代も込みの値段なんでしょうけど、気持ちの問題です (笑)」(Cさん)

 たかがレジ袋、されどレジ袋。数円が惜しいというよりは、心理的な問題も少なからず影響しているようだ。

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