クレジットカードを申し込む際には、審査などに一定の時間がかかるが、解約手続きは、電話1本で完了でき、拍子抜けするほど簡単だ。だからこそ、“後の祭り”にならないように気をつけておきたいのが5つのポイントだ。
1:まずは残債チェック
必ず確認しておきたいのは、未払い残高がないかどうか。
「分割払いやリボ払いなどが残っていると、解約と同時に残債の一括払いを求められます。余裕があるなら、支払いを済ませてスッキリさせて解約するといいのですが、無理をせず、支払いが完了してから解約してもいいでしょう」(消費生活評論家の岩田昭男さん。以下「」内同)
2:たまったポイントを使い切る
クレジットカードを利用する大きな特典といえるポイントは、加入者のみに与えられたもの。解約した瞬間から失効してしまうので、余らせることなく使い切ってから手続きを行うのが基本だ。商品や商品券などに交換するのもいいが、使い道に困ったら、マイレージや共通ポイント、電子マネーなどに移行させるのがおすすめだ。
ただし、まとまった単位でしか移行できず、端数が残ってしまうことも。また、移行先のポイント(マイル)との交換率は、提携先によって異なるため、よく確認してから目減りしないように気をつけて。