それからが大変。会うたびに、「あれ使っている? その割には肌がくすんでいるわね。だったらこのエステを試してみたら? 予約しておいてあげるから」などと、押しつけがエスカレート。
さらには、「ちゃんとケアしないとモテないし、旦那さんにだって愛想をつかされるわよ」と笑われてしまい……。いや、私は不倫なんてする気はないし、直子と一緒にしないでほしい! いっそのこと、不倫していることをばらしてやろうかしら。(53才・パート)
【竹中さんのアドバイス】
マウンティングには“鈍感力”で撃退を
自分の方が若く美しく見えるだけでなく、友人が美容に投資できない経済状況であることが、直子さんに優越感を与えているのでしょう。こういう場合、「私がこれ以上きれいになったら、夫に浮気を心配されるから、やめておくわ。うちの夫、私にベタぼれだから」などと、鈍感な人間のふりをしてみて。ノロケ話にはノロケ話で対抗を!
【プロフィール】
竹中功(たけなか・いさお)/謝罪マスター。島田紳助引退会見(2011年)など、さまざまな記者会見を仕切った元吉本興業専務。主な著書に『他人も自分も自然に動き出す 最高の「共感力」カリスマ広報マンが吉本興業で学んだコミュニケーション術』(日本実業出版社)など。
※女性セブン2020年10月15日号