新型コロナウイルスにより日本経済が停滞し家計にも激震が走った。そんな今年、1月28日に念願の第1子“ちびキンちゃん”を出産したのが、元AKB48前田敦子さんのものまねでブレークしたキンタロー。さんだ。彼女もまた、家計に不安を覚えているというが、その家計はどうなっているのか。節約力を上げる効果もある家計簿本『家計ノート』をキンタロー。さんに付けてもらい、それを著者で家計管理のプロ・細野真宏さんが分析。見えてきた家計の“特徴”について語り合った。
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細野:今回、キンタロー。さんにつけてもらった『家計ノート』を見せてもらって、キンタロー。さんのいろんな面が見えて面白かったです。
キンタロー。:え、そうなんですか? 私はどんなタイプでしたか?
細野:まず、キンタロー。さんは、かなり極端な性格ですよね。ゼロか100か、みたいな。だから、仕事のものまねはかなり真剣にやられているんだな、と思いました。
キンタロー。:あ、それは誰も信じてくれないのかもしれないけど、本当です! ものまねは全力で真剣にやっているんですよ。相手に対して、リスペクトもしていますし、見てもらっている人にもできるだけ楽しんでもらいたい、という一心でやっています。
細野:そうですよね。本当に一生懸命に取り組まれているのはよくわかります。ただ、その反動で、ものまね以外の自分が本気になっていないことについては、かなりの面倒くさがり屋ですよね。例えば、洗濯物をたたんだりするなどの家事が面倒で仕方なかったり、と。
キンタロー。:あ~、それは本当にそうですね。どうしても自分がやりたいことに集中しすぎちゃう面があるみたいで、正直、家事は苦手です……。
細野:ですよね。そんな性格が、このキンタロー。さんの『家計ノート』にはよく表れているんです(笑い)。
キンタロー。:え、どの辺から私の本当の性格がわかってしまいましたか?
細野:まず、キンタロー。さん、今回『家計ノート』をつけるのは、正直、面倒だったですよね?
キンタロー。:あ、はい……。家計の管理は大事なんだろうな、とは思いつつも、面倒に思っていたのは本当です。