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定番化が進む「ぶどうフレイバー飲料」を飲み比べ それぞれ個性の違いも

アサヒ飲料『「ウィルキンソン タンサン」マスカット』

アサヒ飲料『「ウィルキンソン タンサン」マスカット』

 最後は、こちらも炭酸水。アサヒ飲料『「ウィルキンソン タンサン」マスカット』を試飲した。原材料は〈水/炭酸、香料〉、カロリーは0kcal。容量は500ml。希望小売価格95円。

「シンプルに表現すれば、ほんのりとマスカットの香りがする炭酸水ですね。果汁も糖分も入っていないので、味はしません。そしてウィルキンソンらしく、炭酸はかなり強めです。刺激のある飲み物ですが、マスカットの香りのおかげでかなり飲みやすくなっていると思います。爽快感も増しているように感じますね。レモンやグレープフルーツのフレイバーの炭酸水は定番化していますが、このマスカットも定番化していいのではないか、と思いますね」

 ぶどうフレイバーのミネラルウォーター、炭酸水飲み比べた記者Aが総括する。

「それぞれ細かい違いがありますが、いずれもとてもおいしいです。そもそもぶどうはワインという形でずっと飲まれてきたものだし、ミネラルウォーターや炭酸水に合わないわけがない。それこそ、これまでそんなに目立った存在ではなかったのがおかしいくらい。今後はもっと人気が出るような気がします」

 ぶどうフレイバーが、ミネラルウォーター・炭酸水の新たな市場を切り開くか。

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