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離婚後の生活に向けた準備の数々 マイナンバーカードは事前作成を

仕事のこと/いまは就職難!離婚前から就職活動を始める

定職に就くための準備も忘れずに(イラスト/ユキミ)

定職に就くための準備も忘れずに(イラスト/ユキミ)

 専業主婦や、夫の扶養の範囲内で働いていた人は、離婚前から就職活動を。民間の賃貸物件を借りる可能性があるなら、定職に就くことが必須となる。

 コロナ禍で就職先が見つからなくても、短期間のパートや、単発の在宅ワークを続けることが大切だ。仕事の勘を取り戻しつつ、復帰の足掛かりにできるからだ。また、資格取得の勉強も並行すると心強い。自治体によってひとり親には、条件を満たせば特定の資格取得に補助が出る自立支援制度があるので検討を。

その他/マイナンバーカードを作っておく

 離婚後に、名字を旧姓に戻す人も多いだろう。改姓すると、住所変更と併せて各所への名義変更の届け出が必要になる。

「変更届を出すたびに、旧姓の証明にと一通300円程度の戸籍謄本などを取り寄せることになり、費用も手間もかかります。そこでおすすめは、離婚前からマイナンバーカードを作っておくこと。同カードは、それ一枚で身分証明になるうえ、2019年秋から氏名欄に旧姓を併記できるようになり、旧姓証明にも使えるんです」

取材・文/桜田容子

※女性セブン2020年11月26日号

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