売れっ子であればあるほど忙しいのが芸能人というもの。しかし彼らだって風呂に入るし食事や掃除もすれば、服も着替える。それではその時間をどう捻出しているのか。超多忙な生活から編み出された「時短ワザ」は一度試す価値アリだ。家事が得意な有名人の時短ワザを紹介しよう。
まずは、お笑いトリオ・森三中の3人による掃除の時短ワザ。3人それぞれ、掃除における“時短ポイント”が分かれているのが興味深い。
料理好きで知られる村上知子(40才)の大敵はキッチンの油汚れ。かつてテレビ番組で「台所用洗剤を吹きかけた上にラップをしてドライヤーで温め、油が浮いてきたらスポンジで拭き取る」という掃除テクを披露している。
一方、大島美幸(40才)は、毎日掃除しないと気が気でないという“掃除魔”。
「ピカピカの窓にするためにいろいろ試した結果、水アカには古デニムが効果的で、ほこり汚れには雑巾にストッキングをかぶせて拭くと、ストッキングの静電気がほこりを集めて二度拭きしなくてすむと、ホクホク顔でした」(テレビ関係者)
唯一の独身・黒沢かずこ(42才)は、自宅にゴミ袋を24袋もため込んだ経験があるというほど、大の掃除嫌い。
「なるべく体を動かさずにきれいな状態をキープしようと頭をひねった結果、ゴム手袋をはめてカーペットをこする方法に行き着いたそう。座ったままで気になる箇所に手を伸ばせば、ゴム手袋でゴミやほこりをからめ取れるのだとか」(前出・テレビ関係者)
ずいぶんズボラな“ながら掃除”だが、オンラインコミュニティ『家事トモ☆サロン』を主宰する知的家事プロデューサーの本間朝子さんによれば理にかなった方法だそう。
「黒沢さんのように、汚れる場所の近くに掃除用具を置いておくのは、時短につながります。ほかにも、テレビ台の後ろにハンディーモップを置いておいたり、コンロの周りにキッチンペーパーを小さく切ったものを置いておくなどの工夫で、わざわざ掃除の時間を設けなくてすみます」(本間さん)