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「留守電ぎらい」の人たち 伝言残すか、そのまま切るか…それが問題だ

そのまま切るのは失礼?

 人材系サービス企業で働く30代の男性会社員・Bさんは、以前から留守番電話にメッセージを残さない。そうするようになったのは、自身の経験からだだという。

「以前は僕も留守番電話サービスを利用していたんですが、毎月の利用料金がかかるうえ、メッセージを聞いたところで『折り返し連絡ください』みたいなもの。無駄だと思って、解約しました。

 その経験もあって、相手が留守電だった場合、メッセージは吹き込まずに切ってしまいます。わざわざ先方に留守電を聞き返してもらう手間を強いるくらいなら、LINEやショートメッセージで用件を伝えたほうがお互いラク。どうしても電話で話す必要があるなら、『○○の件で電話確認したいのですが、いつなら大丈夫ですか?』などと先にショートメッセージなどで連絡しておけばスムーズです」(Bさん)

 メーカーに勤務する20代の女性会社員・Cさんは、相手によって留守番電話メッセージを入れたり入れなかったりするという。

「取引先や上司、先輩の場合は、留守番電話になっていたら『また電話します』など、一言声でメッセージを残します。やっぱりそのまま切るのは失礼かなと思うので……。でも友達や同僚なんかだと、いちいち留守番電話に入れることはありません。電話に出られないんだな、と思ったら、LINEかメールを送っておきます。大した用事ではない場合、それもしない場合もあります」(Cさん)

 便利なように思える留守番電話サービスだが、案外相手を悩ませているようだ。

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