全国展開する牛丼チェーン「吉野家」。その味を家庭で楽しめるのが、吉野家公式通販ショップなどで販売している『牛丼の具』という冷凍パックの商品だ。いったいどういうものなのか。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。
「吉野家で提供している牛丼の具を冷凍パックにした商品です。牛肉と玉ねぎとつゆが入っていて、パックのまま電子レンジで温めて食べます。並盛サイズの『牛丼の具』のほか、ミニサイズや大盛りサイズもありますし、『豚丼の具』、『豚生姜焼きの具』などもあります。公式通販サイトだけでなく、ほかのネット通販サイトでも購入できますし、一部のスーパーマーケットなどでも販売されています」
新型コロナウイルスの感染再拡大で、“おうちごはん”の機会も増えそうな昨今。吉野家の味を家で味わえるのはうれしいことだ。小浦氏も、実際にこの『牛丼の具』をよく購入しているという。
「本当にレンジで温めるだけなので、非常に簡単。ごはんがあればすぐに牛丼ができます。味は完全に吉野家のお店で食べる牛丼ですが、パックに入っているつゆが多めなので、そのまま入れると“つゆだく”になってしまいます。パックから具だけを取り出してごはんにのせて、好きな分量だけつゆをかけるのがおいしくいただくコツです。
あと、好みにもよりますが、レトルトのごはんを使うと、全体的に柔らかくてベチャッとなりがちです。できれば、ちょっと固めに炊いたごはんだとよりおいしく味わえると思います。もちろん、柔らかめがいいなら、レトルトごはんでも何の問題もないでしょう」(小浦氏・以下同)