牛丼以外の料理としても楽しむことができる。
「ごはんにかけず“牛皿”として食べたり、カレーの具にすることもできますね。個人的には、素うどんにのせて、“肉うどん”にするのがおいしいです。甘めの味付けが、関西風のうどんによく合うんですよ。うどんの麺を抜いて、“肉吸い”風にするのもおすすめです」
価格は店舗で買うよりも割高感があるが
吉野家公式通販サイトでは『牛丼の具』は10袋セットで3980円(税込)で販売されている。1個あたりの価格は398円(税抜で約362円)だ。実店舗での牛丼並盛は352円(税抜)なので、冷凍パックのほうが1個あたりの価格は高い計算となる。
「ごはん抜きの価格で、しかも公式通販サイトでは送料も別途かかるので、店舗の牛丼と比べると『牛丼の具』のほうが割高な印象はあるでしょう。量が多いなどの付加的な要素があるわけでもなく、消費者にとって価格の面だけで言えば、店舗で食べるかテイクアウトのほうがお得なのは事実です。
ただ、家にいながら好きな時に吉野家の牛丼が楽しめるのは、やっぱり魅力的。送料が無料となったり、ポイントを使ったりできる通販サイトを利用すれば、安く購入することもできます。ネット通販で買う場合は、価格を比較するなどして、安く購入するテクニックを駆使すると良いかもしれません」
近所に吉野家がない人、吉野家の牛丼をアレンジしたい人などにはありがたいが、少々割高な印象もある『牛丼の具』。とはいえ、家庭で吉野家の牛丼を味わうためには、これぐらいの料金設定は許容範囲?