ライフ

コロナ第3波到来でも「オンライン飲み会離れ」止まらず… 経験者の本音は?

「オンライン飲み会離れ」は止まらない?(イメージ)

「オンライン飲み会離れ」は止まらない?(イメージ)

 新型コロナウイルス感染拡大の“第3波”が日本列島を覆う中で、再び自粛ムードが高まってきている。飲食店には時短営業が要請され、飲み会シーンにも変化を余儀なくされるかもしれない。

 4~5月の緊急事態宣言下では、「オンライン飲み会」が脚光を浴びた。対面での接触を避けながらも飲み会ができるとあって、コロナ禍で実際に体験した人は少なくないだろう。しかし数回はやってみたものの、今やオンライン飲み会熱がすっかり冷めてしまったという声も聞かれるようになった。

 国土交通省が約1万3000人を対象に実施した調査(10月6日公表)によると、オンライン飲み会を今後も続けたいかという問いへの回答は、「とてもそう思う」「そう思う」を合わせても16%に過ぎなかった。一方で、「そう思わない」「全く思わない」は合わせて59%にのぼった。緊急事態宣言が出された4月以降、急速な盛り上がりを見せたオンライン飲み会だが、そのブームにも陰りが見え始めている。

「まだ、オンライン飲み会なんてやっている人なんているですか? オワコンですよ。正直、下火だと思っていますよ。やっぱ、コミュニケーションは対面に限ります」

 そう話すのは、IT企業で働く20代の男性・Aさん。オンライン飲み会を4月に初体験し、「新鮮だった」と振り返る。だが、次第にそのデメリットが気になるようになり、今はもうオンラインでは全く飲んでいない。

「お酒が好きなだけの人は、お酒を飲めるだけで楽しいのかもしれません。でも、交流をメインにすると、オンラインでは意思疎通がしづらい。対面でしかできないような、ぶっちゃけ話やノリもなく、質疑応答みたいな感じになる。オンライン飲み会は、ゲームを企画するとかしないと、正直つらいです」(Aさん)

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。