「対面訪問」最新作法の基礎知識
【始めのあいさつ】
あいさつを済ませたら、さりげなくマスクを外して笑顔を見せ、再びマスクを着用する。マスクで顔が隠れ、笑顔を見せる機会が少ないための配慮だ。このとき、言葉を発して飛沫を飛ばさないこと。
【コートの処理】
家に上がる場合もウイルスを持ち込まないよう注意
家にあがる場合、玄関の外でコートを脱ぐ。付着したほこりやウイルスを家に持ち込まないために、コートは裏返しにたたんで、玄関の隅の邪魔にならない場所に置き、居住空間には持ち込まない。
【食事の作法】
互いが気疲れしない範囲で食事中もマスクを
飲み物をいただいたり、会食をする場合、口にするとき以外はマスクを着用する。カップの口をつけた部分を、最後に除菌シートなどで拭うのもいいが、あくまで互いが気疲れしない範囲内で。
【座る場所】
座る場所も飛沫に配慮して
飛沫にまつわる研究(*)からも、4人がけのテーブルでは、斜め前に座った人にかかる飛沫が最も少ないことがわかった。相手の正面に座るのではなく、斜め向かいの席を選ぶのが新時代のルール。
【*理化学研究所・豊橋技術科学大・神戸大提供、京都工芸繊維大・サントリー・凸版印刷協力調査結果(2020年10月14日読売新聞より)】