【背景と身だしなみ】
室内の雰囲気は、端末の画面越しに相手に伝わるもの。背景として見えるところだけでも、清掃しておくこと。背景を変える設定もできるが、それを使うのは失礼にあたる。
当日の服装も、外出着を。見えないからといって、いい加減な対応をするのは、“思いやり”に欠けることを覚えておこう。
【進行を考える】
オンラインビデオ通話の場合、集中力がとぎれずに、盛り上がれるのは30~40分程度。また、アプリ自体に制限時間もあり、例えば『Zoom』の場合は40分だ。脈絡なく話していては、あっという間に終わってしまうため、事前に流れを考えておくとよい。
「オンラインビデオ通話に誘った側が進行役を務め、あいさつが終わったら、近況や体調の報告、2021年の抱負を語るなど、大まかな流れをつくっておくとよいでしょう」
対面なら空気を読みつつ発言できるが、オンラインではこれがしにくい。だからこそ、進行役が名指しをして、発言を促す必要がある。
「“お義母さん、2021年の抱負をお願いします”“〇〇ちゃん、ばあばの話を聞いて、一言どうぞ!”など、発言を全員に振る工夫を。これにより、スムーズに進むはずです」