■「アンケートモニター」
簡単な会員登録だけで始められ、わずかな「スキマ時間」だけでも完結できるため、初心者に人気。女性向けの新商品やサービスに対する募集が多く、報酬も高いそうだ。
ネット上で完結する「在宅案件」も多いが、会場へ出向いて座談会やインタビューに応じる場合は報酬も倍増する。モニタリングした商品がもらえたり、高額な化粧品や健康食品などが試せたりするなど、報酬以外のメリットも多い。
■「レビュアー」
コロナ禍で「おうち時間」が大幅に増え、商品やお店選びの参考として「口コミ」の価値がどんどん高まっている。アマゾンや楽天などのECサイト、食べログなど飲食店の予約サイトを利用する人のほとんどが、「口コミ」による評価が最大の選択基準とも言われている。
レビュアーは、依頼のあった商品やサービスのレビューを書く仕事だが、女性向けの発注が圧倒的に多い。文章が苦手な人にとっても、最近は動画レビューのニーズが高まっており、報酬も高いので狙い目だという。
■「モーニングコール」
育児などの関係で、早起きが習慣となっている女性に人気だという。代行業者などのサイトに登録し、可能な時間帯を伝えておくと、メールなどでオーダーが入る。あとは指定時刻に電話するだけだが、「女性の柔らかな声で目覚めたい」とのリクエストが圧倒的に多いそうだ。
また、利用者による「指名制度」を設けているサイトもあり、報酬も上乗せされる。電話による起こし方にもコツやテクニックがあるため、慣れれば慣れるほど短時間でより効率的に稼げるようになるという。
どれも一考の価値はありそうだ。
【プロフィール】
山田真哉(やまだ・しんや)/公認会計士、税理士。1976年、神戸市生まれ。大阪大学文学部卒業後、中央青山監査法人/プライスウォーターハウス・クーパースなどを経て独立。『女子大生会計士の事件簿』(シリーズ100万部)、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(165万部)など、著作活動も注目されている。YouTubeの『オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する』はCH登録者数が約15万人(2020年11月時点)で、「公認会計士YouTuber」として第1位。最新刊は『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』。
■YouTube対談動画「副業成功への道」〈第4回:山田真哉が副業で成功できた意外な理由〉配信中