例年のハロコンでは。50人以上のハロプロメンバー全員が総出演するが、2020年の夏以降に開催された『Hello! Project 2020 ~The Ballad~』では、ステージ上の“密”を避けるために、1回のコンサートの出演者数は減少。さらに、観客が落ち着いて楽しめるように、その内容も出演者がソロでバラード曲を歌うというものになった。この“コロナ仕様”のハロコンは、マイナーチェンジをしつつ12月まで開催された。
「2020年7月から12月中頃までのスケジュールを振り返ってみたんですが、行ったハロコンの公演数は、20公演でした。チケットはすべてファンクラブで購入していて、1枚6000円ほどなので、約12万円使っていた計算になります。これとは別に、ハロプロ研修生の公演、BEYOOOOONDSの舞台、Juice=Juiceの単独公演、卒業したアンジュルム船木結のソロイベントなどにも行っていて、それらのチケット代を合わせると、チケット代だけで16万円くらい使っています。
ちなみに、去年の7月から12月までのスケジュールを見たところ、その期間に行ったハロプロ関連のコンサートは全部で19公演でした。公演数だけを観ると、まさかの今年のほうが多いという結果なんですよね。自分でも驚きです」
「応援できる時に応援したい」
新型コロナウイルスによってエンタメ業界の活動が制限されている今年のほうが、今までよりもコンサートに行く機会が増えたMさん。そこには、どんな変化があったのだろうか。
「ひとつ言えるのは、いつコンサートがまた中止になるかわからないので、『行ける時に行っておこう』と考えるようになったということ。特に女性アイドルの場合、卒業もあるので応援できる時に応援しておかないと、後悔することも多いんです。いつ観られなくなるか分からないと考えたら、『より多くのコンサートに行っておこう』と思うようになりました。幸いなことに、ハロプロは他のアーティストよりも早くコンサートを再開してくれたわけだし、このチャンスを逃す手はない、ということです。
もうひとつ、少しでもお金を使って、ハロプロを支えたいという気持ちもあります。だから、公式のグッズも前より多めに買うようになりました。あとは、コロナ禍の影響で、ファンクラブイベントの有料配信が始まったので、そちらも頻繁に購入して観ています。それも12月までに20公演以上買ってますね。1回3000円くらいなので、6万~7万円くらいです」