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老後に向けたモノの整理 「恥ずかしいもの」「重要書類」の処分法

【衣類(着物、貴金属)】迷ったら、その服はあなたを素敵に見せるか問いかけよう

いま、自分が最も素敵に見える服だけを残す

いま、自分が最も素敵に見える服だけを残す

 女性にとって片づけに困るモノの1位が衣類。処分できない主な理由としては、「ブランド品(高価)だから」「やせたら着られるから」などがあるという。

「処分に困ったら、実際に着て鏡の前に立ってみましょう。そこで、サイズや色がいまの自分に合わなかったり、流行遅れだと思ったら、持っている必要はありません。やせたら着られるという理由は論外で、そう思って何年過ぎたかを思い返せば、自ずと答えは出るはずです」

 なかには「流行は再び巡る」との思いから古びた服を捨てられない人もいるようだが、たとえ巡ってきたとしても、かつて流行したときとは微妙にデザインが異なるので、古さは隠せないものだ。

「いま、自分が最も素敵に見える服だけを残して、あとは思い切って処分を。金やプラチナなどの貴金属については、相場の高いときに買い取り業者に相談を。また、ダイヤやルビーなどの宝石には値段がつかないことがほとんどなので、自分の好きなデザインにリメークするのも1つの方法ですよ」

【恥ずかしいもの】自分の尊厳にかかわるため速やかに処分するのが理想的

 日記や手紙、浮気相手との写真など、誰しも見られたくないモノの1つや2つはあるものだ。モノによっては、家族から軽蔑されることもあるので、なるべく早く処分するのが賢明だ。

「どうしても処分できない場合は、家族にあらかじめ打ち明けておくか、箱に入れて封印し、自分の死後は開けずに処分してもらうよう表書きをつけておきましょう。ただしこの場合、家族が封印を破る可能性も覚悟しておかなければなりません。あるいは、自宅以外の場所に保管して第三者に処分を依頼する方法もあります」

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