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話題のシェアリングエコノミー 「貸して稼げる」サービスはこんなにある!

いま注目の「貸して稼げる」サービスとは?(イメージ)

いま注目の「貸して稼げる」サービスとは?(イメージ)

 フリマアプリなどで不用品などを販売してお金を稼いでいる人は少なくない。しかし、いまや“売る”だけでなく、“貸す”ことで儲けている人もいるという。「あまり使わないが手放すのは惜しいもの」から「趣味や特技」までを“貸し出す”ことで、お金を稼げる時代になっているのだ。

 自家用車や家電、ブランドバッグのほか、自宅や目に見えないスキルまで、複数人で同じものを共有する「シェアリングエコノミー」というビジネスが話題となっている。

 新しいお金の稼ぎ方のようにも思えるが、これは日本に古くからある考え方だという。『リユース革命「使わない」モノは「今すぐ」売りなさい』(幻冬舎)著者の小暮康雄さんが説明する。

「シェアリングエコノミーは、いわば『IT化した質屋』のようなもの。インターネットを使えば、昔のように店舗がなくても、個人同士で直接眠っているモノやスキルを貸し借りすることができる。売りたくはないけれど使う頻度が低くて眠らせているものや、自分が持っている知識や技術も、人に貸し出せば立派な資産になるのです」

 たとえば、個人間で車をシェアする「エニカ」を使えば、自家用車を貸せる。現在約750もの車種が登録されており、車のグレードによって1時間500円から36時間2万8000円までのコースの中から選ぶことができる。車を貸し出すと、平均して1か月あたり2万5000円ほどの貸出料金が受け取れる。借り手は貸し出しが決まった時点で自動的に自動車保険に加入することになるため、安心度も高い。

 ブランドバッグをレンタルする「ラクサス」では、自分のバッグを預けると平均して年間2万4000円ほどの収入が得られる。

 サイト上には特に人気の高いバッグの品番と見込み収入額まで記載されているため、値つけの目安になる。利用者は月6800円で憧れのブランドバッグを使い放題になるため、人気の高いシェアビジネスだといえる。

 せっかく買った家電などをあまり使っていない場合は、「アリススタイル」に貸し出す手がある。貸し出した商品には東京海上日動による保険がつき、売上金の50%が利益として受け取れる。最新のロボット掃除機なら1週間あたり1000円で借りることができ、借り手が気に入れば、追加料金を支払って購入することもできる、質屋とフリマのハイブリッドともいえるサービスだ。

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