令和元年度の1年間に宝くじで1000万円以上の当せん金を受け取った「宝くじ長者」511人を対象としたアンケート結果によると、宝くじ購入に関して、何らかの“こだわり”を持っている人は少なくないようだ。
購入時にこだわったこと(複数回答)では、「連番・バラの割合」が22.3%、「高額当せん売り場」が12.7%となっている。なかでも注目したいのは「買う日にち」が9.4%だったのに対し、「購入金額」が6.3%だったこと。つまり宝くじを購入する際に「いくら買うか」よりも「いつ買うか」の方が大切にしている人が多いという結果が出ているのだ。
たとえば、2013年にグリーンジャンボ宝くじ(現在のバレンタインジャンボ宝くじ)で1等3億5000万円に当せんした大阪府の男性会社員Sさん(当時47才)。仕事が好調でツキを感じていたSさんは、ある日ふと、「今日、ジャンボ宝くじを買おう」と思い立ったという。さらに「ちょうど○時に買おう」と、購入時刻まで設定したのだとか。
そしてその日の会社帰り、時間を調整して売り場に到着したSさんがグリーンジャンボ宝くじを購入したところ、見事1等当せんを射止めたという。
現在発売中のバレンタインジャンボ宝くじは、宝くじ売り場の他にインターネットでも購入が可能だ。宝くじ公式サイトでは24時間販売しているので、Sさんのような時間を指定した買い方も手軽にできる。たとえば、販売期間中の毎日午前0時に1枚ずつ買い足すといったこともできる。深夜でも自宅からジャンボ宝くじが買える時代、ピンときた日時で気軽に購入してみてはどうだろうか。