適度な運動は、活動量が減り心身機能が低下する「フレイル」や骨関節疾患の予防にも役立つ。ひとり暮らしを元気に長く続けるために不可欠だ。
昨年7月に古希を迎えてからも、ひとりでの暮らしを堪能するロザンナは「いま、世の中は自分のためだけに動いています」と笑顔をみせる。
「ガーデニングや読書、映画鑑賞など、やりたいことをやりたいだけやっています。これまで誰かのためにやっていたことを、自分を優先してできるのは心地いい。家に誰かがいるとどうしても期待してしまって、『なんでゴミ出ししてくれないの!』と怒ることもありました。いまはすべてが自分の責任なので腹の立ちようがない。誰かのせいにすることがなくなり、精神的にも穏やかになりました」
コロナ禍では、女友達と手料理を見せ合いながら、リモート飲み会を開催することもあると話す。どこに暮らしていても、人とつながれる時代ならではのお楽しみだ。
※女性セブン2021年3月4日号