「最初の合宿は、とにかく怖くてリタイアしたそうです。でも、真面目な彼は、自分ができないことが許せなかったのか、奮起して2回目に挑戦。でも、やっぱり途中で帰ってきてしまいました。どうして無理だと思ったのか聞くと、『車間距離や車幅感覚がうまくつかめず、わかるようになる気がしない』と言っていました。仲間内では、『勉強ができたり運動神経が良いからといって、運転ができることとは関係ないんだな』とイジられていましたが、本人は結構落ち込んでいました」(前出・同級生)
免許が取得できた人の、何気ない言葉が彼らを傷つけているかもしれない。