そう語る星さん自身、住宅により家族の健康状態が変化した経験がある。
「約20年前、新築した一戸建てのわが家は、雨もり、寝室の結露、断熱材のカビなど『欠陥住宅』と呼べる家でした。その家で生活を始めてから、妻は高血圧で悩むようになりました。2014年に思い切って改築したところ、室内のガラスに結露はほとんど見られなくなり、何より、改築からわずか2か月で妻の血圧が170から130mmHgまで下がったのです」
毎日暮らしているからこそ気づきにくいが、住まいは私たちの健康に必ず影響を及ぼしている。
※女性セブン2021年6月3日号