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「逆に言わせてもらいますけど…」隣家の騒音に苦情を入れたらまさかの返答に唖然

「あなたのお宅も迷惑をかけているんですから、お互いさまですよね。そもそもここは、楽器OKのマンションなんだから、文句を言われる筋合いはありませんよ。ほかから苦情はきていませんし」

 と──確かに夫はマイクを使って会議をしています。というのも、楽器のせいで先方に声が届きにくいからなんです。話も聞いてもらえないので、こちらががまんするしかないのでしょうか(45才・パート)。

【対策】話し合いにならないのが問題。管理会社を間に入れてルール決めを

 一級建築士で日本大学名誉教授の井上勝夫さんが、騒音への対処法についてアドバイスする。

「楽器演奏音は、音が響く原因が多々考えられます。このケースの場合、話し合いにならないようなので、管理会社に間に入ってもらい、隣の家族と演奏時間の取り決めをするのがよいと思います。特にピアノの演奏の影響が大きいようですので、ピアノだけでもやめてもらうなど、提案してはいかがでしょうか」

取材・文/前川亜紀

※女性セブン2021年6月3日号


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