住まい・不動産

家の売却の落とし穴 リフォームすれば高く売れるわけではない

 では、いっそのこと更地にして売りに出すのはどうか。

「買い手にとっては、建物の解体の手間や費用がかからず、購入後すぐに家を建てられるメリットがあるので、更地のほうが売れやすい面は確かにある。しかし、中にはこんな失敗例もあります。

 築40年の家がなかなか売れなかった人が、仲介を頼んだ不動産業者に勧められて100万円かけて解体・更地にしたのに、それでも売れなかったというケースです。家がある時は10万円だった固定資産税が、更地にしたことで軽減措置の特例が使えなくなり、6倍の60万円に跳ね上がってしまいました」(同前)

※週刊ポスト2021年6月11日号

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