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“占い中毒”になる人の特徴 自己肯定感が低く、収入が不安定な傾向

占いに依存する人にはどんな傾向があるのか(イメージ)

占いに依存する人にはどんな傾向があるのか(イメージ)

 コロナ禍が長引く中、さまざまな悩みや不安を抱え、占いに頼る人が増えているという。気軽に楽しむ分にはいいが、中には占いにどっぷりハマって生活に支障をきたしてしまう人もいるというから注意が必要だ。

 占いに依存する人にはこんな傾向があるという。占いスクールの講師も務める占い師の愛月日奈子さんが話す。

「一般的な人でも、自分なりに考え、答えが出るまでには時間がかかることもあります。占いに依存する人は、不安が人一倍大きいということもあり、その『悩む』期間が待てないんです。

 いざ占いに来ても、厳しいことを言う占い師のことは避け、自分が言ってほしいことを言ってくれる占い師を求めて渡り歩く傾向があります」

 自己肯定感が低いからこそ生じる自己顕示欲の高さが、“占い中毒”の引き金となるといえそうだ。さらにこんな特徴もある。四柱推命を得意とする占い師の遊季平ミケさんは、「占いにお金をつぎ込む人は、収入が不安定な傾向がある」と語る。

「『貧しい者は占いに依存し、向上心のない者は占いをバカにし、富める者は占いを利用する』という言葉があるのですが、的を射た部分はある。何度も占いにお金を使うのは、金銭面が不安定な人が中心です。

 しかし、自分の状況に不安を抱きながら、改善するために行動することはハードルが高いと感じてしまう人が多く、何も変わらないまま、また占いへ来てしまう人が多い印象です。そのため、『現状はこうだから、がんばってくださいね』と言っても、なかなか行動が伴わない。依頼者ががんばってくれなければ、私たち占い師もそれ以上は何もアドバイスのしようがないんです」

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