荷物を減らしたいがために小型のカバンに切り替えたというBさん。この生活はかなり快適だという。
「単純に荷物が少ないので身軽になり、肩こりもあまりしなくなりました。あと、カバンに入らないものはできるだけ持たないようにした結果、無駄な買い物もしなくなった気がします。また、以前は通勤電車でよく文庫本を読んでいたんですが、それも電子書籍に切り替えました。おかげで、部屋の荷物も増えなくなりました」(Bさん)
とはいえ、カバンに入らないサイズの荷物を運ばなくてはならないこともある。そういった時はどうしているのだろうか。
「たとえば、仕事で必要な資料や出先でいただいたお土産などを家に持ち帰る際は、エコバッグを使っています。ただ、資料など、データでのやり取りが可能なものは極力データ化。時々会社の上司から、資料をプリントアウトして紙で配ってほしいと言われることがありますが、自分の分をプリントアウトすることはまずありません。完全にペーパーレスで仕事をするようになりました。そういう意味でも、カバンを小さくしたことをきっかけに、かなりのエコ生活になっていると思います」(Bさん)
日常で使うカバンを見直した結果、肉体的負担の軽減だけでなく、新たな快適生活を手に入れた人もいるようだ。