さらに、定年退職後は「高年齢雇用継続給付」の利用も検討したい。
「現代は60才で定年退職を迎えても、まだ働きたいという人も多い。しかし、現役時代より給与が下がってしまうことは否めません。そこで、定年後に同じ会社に再就職した人のうち、給与が現役時代の75%未満となった場合、年金が受け取れる65才になるまでの間、最大で60才以降の給与の15%が国から支給されます」(能勢さん)
コロナ禍の苦境を乗り切るために活用できる支援制度は少なくない。問題を抱え込む必要はないのだ。
※女性セブン2021年7月1・8日号