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60周年のハーゲンダッツ秘話 「クリスピーサンド」はタコスをヒントに誕生

創業60周年、ハーゲンダッツの秘密

創業60周年、ハーゲンダッツの秘密

 コロナ禍の巣ごもり消費により、アイスを食べる機会が約3割増えたという調査結果が発表された(日本アイスクリーム協会「アイスクリーム白書2020」)。そんななか、高級アイスクリームブランド「ハーゲンダッツ」が今年、創業60周年という節目の年を迎えた。様々なフレーバーで楽しませてくれるハーゲンダッツに関する知られざるエピソードを紹介しよう。

【着色料は使っていない】

グリーンティー

グリーンティー

「『グリーンティー』は茶葉の緑色のみ。『ストロベリー』の鮮やかなピンクも、中心部まで赤い特殊な品種のいちごを3年かけて探して使用しており、着色料は使っていません」(ハーゲンダッツ ジャパン広報・田村苑子さん・以下同)

【人気No.1は「バニラ」】
 ハーゲンダッツの中で、一番人気なのは「バニラ」。その秘密は厳選素材にあるという。「マダガスカル産のレッドビーンズというバニラビーンズを使い、香りの成分を完成させるまで18か月以上かけています」。

【「グリーンティー」開発秘話】

発売当時のグリーンティー

発売当時のグリーンティー

 日本初フレーバーとして抹茶を提案したもののアメリカ本部が「葉っぱのアイスクリームなど受け入れられない」と反対。そこで、京都の茶室に招くなどして抹茶のおいしさを熱弁。開発だけでなく文化の違いにも苦労したとか。

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