【「ナポリタン」には3億円の損失も…】
「コーンポタージュの成功を受け“いままでにないフレーバーを作ろう”と、2014年にナポリタンを発売しましたが……売れませんでした」。成功の陰に失敗はつきもの。その後も、変わり種は作り続けており、2021年に登場したフレーバーでは「ガリガリ君リッチ」の塩ちんすこうが珍しいかも。今後もどんな味が出るか注目したい。
【「大人なガリガリ君」が目指したのはジェラート】
2015年に登場した「大人なガリガリ君」シリーズ。ターゲットが大人の女性というだけあって、パッケージからひと味違う。「当初はガリガリ君が目立つデザインでしたが、恥ずかしい、買いにくいという声を受け、目立たないようにしました」。味もかき氷ではなくジェラートを意識。果汁濃度も高く、大人も満足の一品に。
【会話のネタになるパッケージの秘密】
ガリガリ君のキャラクターが2000年に大きく変わったことはご存じだろうか。目が大きくなり愛らしさがプラスされたのだ。「発売当初のガリガリ君は、絵が上手な社員が描いていたんです。現在は、イラストレーターが描いており、パッケージのイラストも、食べるときに話のネタになればと、各商品で3種類ずつ用意しております」