遊び心が満載で大人も楽しめる
グルメエンターテイナーのフォーリンデブはっしーさんが、ガリガリ君の魅力を語る。
「汗をかいたときに食べる『ガリガリ君』は抜群においしいんですよね。学生時代から部活帰りによく食べていました。大人になったいまでも惹かれるのは、なんといっても爽快感。
その真骨頂が『ソーダ』ではないでしょうか。でも、爽やかさでは『ゴールデンパイン』も引けを取らない。果汁33%とジューシーで、まさに大人向けのリッチテイスト。そして何より衝撃だったのが、『コーンポタージュ』。遊び心が凝縮されたフレーバーで、コーンの塩気がかき氷の甘みを引き立てていておいしい。再販を期待しています。
『ガリガリ君』はそのまま食べてもいいのですが、ソーダ味をシャーベット状に砕いて、そこに缶詰めのミックスフルーツを流し入れて食べるのもおすすめですよ」
続いて、コンビニアイス評論家のアイスマン福留さんが、その魅力を語る。
「わずか76円のバーにさまざまな工夫が詰め込まれているのが『ガリガリ君』なんです。その最たるものが、『コーンポタージュ』。冷製スープを固めた、というのではなく、甘さのある氷菓(スイーツ)として成立しているんです。氷菓の常識を覆した名作の再販を秘かに待っています。
普段よく食べるのは梨ですが、このフレーバーは、ほかの『ガリガリ君』のかき氷と比べると、細かい氷の割合が多いんです。これにより、本物の梨を食べているような食感を実現している。『ガリガリ君』はどれも同じではなく、フレーバーごとに、よりおいしくなるような工夫が凝らされているんです。さらに、国産の梨果汁を使用しているので甘みが自然でやさしい。ジューシーなので、私はこの“梨”を切り、生ハムを巻いて食べたこともあります。
ミント味のかき氷にチョコチップが入った『チョコミント』もおすすめです。かき氷の爽快感にミントの爽やかさが加味されて、夏に食べるのにはピッタリですよ」
取材・文/前川亜紀、桜田容子 イラスト/尾代ゆうこ
※女性セブン2021年7月22日号