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【ドル円週間見通し】今週発表の米経済指標が好調ならドルは売られにくいか

○(日)日本銀行金融政策決定会合 16日(金) 決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
 日本政府は新型コロナウイルス対策で、東京都を対象に7月12日から8月22日までの期間、緊急事態宣言を発出する。また、まん延防止等重点措置については、埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県を対象に、来月22日まで延長される。大都市部の経済活動は抑制されることから、日本銀行は現行の大規模な金融緩和策を長期間維持することが確実視されている。

○(米)6月小売売上高 16日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比-0.5%
 参考となる5月実績は前月比-1.3%で大幅な減少となった。米国経済は正常化に向かいつつあるが、個人消費がただちに拡大する状況ではないとみられている。6月については、5月の売上高が減少したことを考慮する必要があるが、5月に続いて前月比マイナスとなる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・12日(月):(日)5月コア機械受注、(日)6月国内企業物価指数
・13日(火):(中)6月貿易収支
・14日(水):(NZ)NZ準備銀行が政策金利発表、(欧)5月ユーロ圏鉱工業生産、(米)6月生産者物価指数、(加)カナダ中央銀行が金融政策発表
・15日(木):(豪)6月失業率、(米)6月鉱工業生産
・16日(金):(欧)5月ユーロ圏貿易収支、(米)7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値

【予想レンジ】
・109円00銭-111円00銭

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