投資

【ドル円週間見通し】ドルは下げ渋りか、米CPIにも注目

○(米)7月消費者物価コア指数 11日(水)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+4.3%
 参考となる6月実績は前年比+4.5%。中古車、ホテル宿泊費、レンタカー、衣料品、航空運賃などの価格が主に上昇。7月については、中古車、ホテル宿泊費、航空運賃などの価格は高止まりが予想されており、インフレ率は6月実績に近い水準になると予想される。

○(欧)ユーロ圏6月鉱工業生産 12日(木)午後6時発表予定
・予想は、前月比+0.4%
 参考となる5月実績は前月比-1.0%。食品や衣類など非耐久消費財の生産が減少したことが要因。6月については、5月に減少した反動が予想されるが、それでも小幅な増加にとどまる見込み。

○(米)8月ミシガン大学消費者信頼感指数 13日(金)午後11時発表予定
・予想は、81.1
 参考となる7月確定値は81.2で6月実績を下回ったが、速報値から上方修正された。8月については、ウイルス変異株の感染拡大が警戒されていることや、インフレ懸念は消えていないことから、7月実績と同水準か、わずかに下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・9日(月):(中)7月消費者物価指数
・10日(火):(独)8月ZEW景気期待指数
・12日(木):(日)7月国内企業物価指数、(英)4-6月期GDP、(英)6月鉱工業生産、(米)7月生産者物価指数
・13日(金):(欧)6月ユーロ圏貿易収支

【予想レンジ】
・108円50銭-111円00銭

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