そうした煩わしさから解放されようと、Bさんはおよそ10年ぶりに紙パック式の掃除機に“出戻り”したという。
「紙パック式の掃除機も進化していて、まずかなり軽くなっていたことに驚きました。アレルギー症状に悩まされることもなく、ゴミの処理も楽で満足しています」(Bさん)
長年紙パック式を愛用している人もいる。商社勤務の30代女性・Cさんは、掃除機を買い替える時は、毎回紙パック式を選ぶ。夫は「紙パック代がもったいないからサイクロン式の方がいい」と主張したが、Cさんは「紙パックはコスト負担にならない」と退けたそうだ。
「メーカーにもよりますが、紙パックは5枚入り1000円前後から売っています。1か月1枚使っても200円程度。ダストボックスの水洗いといった手間がなくて1か月200円ならいいかなと思います。頻繁に掃除すればするほど、そういうちょっとした手間が苦痛になりますから。それに、サイクロン式は、ゴミを捨てる時に、吸い取ったものの中身をいちいち目にすることになるのもイヤ。紙パックならそのまま捨てられます。やっぱり私はコスパを考えると紙パック式です」
一斉を風靡したサイクロン式の掃除機だが、紙パック式も進化している。それぞれのライフスタイルに合わせて、最適なものを選びたい。
【関連記事】
・がっつりラーメン月額8600円、「読みが甘かった」と50代購入者悔やむ
・ファミレスの定番・ハンバーグを「絶対に注文しない」という人の言い分
・「やり口が酷い…」大食いマニアが撃沈したチャレンジメニューのカラクリ
・「こんなはずでは…」家庭用プリンター購入者が嘆く“想定外の落とし穴”
・残念すぎる刺盛りを食べて思い出した「コスパ悪すぎメニュー」の数々
・紙パック式に出戻りした人たちが感じた「サイクロン式掃除機」のデメリット
・テレビのレコーダー選びの失敗談「もっとちゃんと選べばよかった」