家計再生コンサルタントの横山光昭さんは、財布の中身をできるだけシンプルにすることの重要性を説く。
「どこに何があるかわかりやすいことが、貯まる財布の条件です。財布の中が散らかっていると、支払い時にもたつくだけでなく、そのときいくら持っているかわかりにくく、支出管理がずさんになる」
中身を最小限に絞ったうえで、より管理しやすいよう、現金やカードのしまい方にも工夫するといいだろう。
実際に、お金の教育専門家でファイナンシャルプランナーの竹谷希美子さんは、紙幣とカードがひと目でわかるようにしている。
「紙幣は、一万円札だけ二つ折りにして、それ以外のお札は折らずに財布に入れています。そうすれば、パッと見ただけでも残金を把握しやすく、レジでの出し間違いも防げます。クレジットカードはカード入れのいちばん上を定位置にしています」
さらに、買い物メモなどを入れられるポケットがあれば完ぺきだ。
※女性セブン2020年9月2日号