変動費のムダ遣いを防ぐためのルールは、「現金管理」と、「食費の予算分割」だ。
「洋服や外食など、自分の好きなものや、特によく使うものの出費は、コントロールしにくいことが多い。使いすぎがちなクレジットカードではなく、見た目や重さで残金がわかる現金で支払うことを徹底しましょう」(横山さん)
そのうえで、食費は1か月分を「5週間分」に分けて管理することで、1週間ごとの“限度額”を下げながら、1か月の予算には余裕を持たせることができる。
「ひと月の食費を4週で分けると、どこかの1週間が長くなって予算オーバーしやすい。5週に分ければ、各週の予算はやや目減りしますが、必ず大幅に食費が余る週ができるので、そこが“ラッキーウイーク”です」(丸山さん)
余った食費は貯蓄や運用に回したり、予備費としてとっておけるほか、調味料やお米、普段は買わないものを買ってもいい。節約しつつストレスは減らすことができる。
※女性セブン2020年9月2日号