「そもそも、代行してもらって受かるという保証もないわけですが、確かに他人の力で受かって、できるわけもない仕事を頼まれても困る。そうなったらまた転職することになりかねませんし……。友人の言葉にハッとしました。結局、コロナ禍ということもあり、まだ転職できていません。テストに意味があるのかとキレたくなる気持ちはありますが、それが嫌なら、テストのない会社を探すしかないですよね。苦手でもやってみよう、と思えない時点で私には何かが足りないんだなとしみじみ思います。ふるい分けってそういうことだな、と思うようになりました」(Cさん)
企業側も大学側も問題視している“替え玉受検”。オンライン化が進んだがゆえに浮上してきた問題だが、その後の人生を左右するものだけに、就活生には正々堂々と挑んでもらいたいものだ。