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【ドル円週間見通し】ドルは底堅く推移するか、FOMCも睨んだ展開に?

○(中)8月消費者物価指数 9日(木)午前10時30分発表予定
・予想は、前年比+1.1%
 参考となる7月実績は前年比+1.0%。同月の生産者物価指数は前年比+9.0%の高い伸びを記録したが、消費者物価指数は低い伸びにとどまっている。この状況は8月も特に変わっていないことから、消費者物価指数の上昇率は7月並みの水準にとどまる見込み。

○(欧)欧州中央銀行理事会 9月9日(木)午後8時45分結果発表
・予想は、金融政策の現状維持
 ECB理事会メンバーであるオーストリア中央銀行のホルツマン総裁は、今回開催の理事会でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の縮小について検討できる状況になっているとの見方を示した。金融政策は現状維持の公算だが、ECBは金融緩和策の段階的な縮小に向けて動き始める。

○その他の主な経済指標の発表予定
・9月7日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表、(独)7月鉱工業生産、(欧)4-6月期ユーロ圏域内総生産確定値
・9月8日(水):(日)7月経常収支、(加)カナダ中央銀行政策金利発表
・9月9日(木):(独)7月経常収支
・9月10日(金):(英)7月鉱工業生産、(米)8月生産者物価指数、(加)8月失業率

【予想レンジ】
・109円20銭-111円20銭

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