『直火焼チャーシュー丼』は“丼もの感”が強い
『直火焼チャーシュー丼』の価格は356円、カロリーは496kcal。重さを計測したところ、270g(容器を除く)だった。
「2~3cm角にカットされた小さいチャーシューに、甘めのタレがたっぷり絡んでいる丼です。チャーシューは脂身もしっかりあり、柔らかくておいしい。チャーシューのほかには、半分の味付け卵、高菜、紅生姜がのっています」
こちらは『タルタル鶏天丼』に比べると“丼もの感”が強いという。
「タレがご飯にも絡んでいるので、チャーシュー丼を食べているという感覚がしっかりありますね。高菜とご飯の相性も抜群です。
ただ、やはり甘めのタレについては、少々“味が濃い”と感じる人もいるかもしれないと思いました。全体的な量が少ないお弁当なので、味付けの部分で満足感を演出しているのだと思います。実際、後半はお腹いっぱいになってしまいました」
この「ファミマトクトク弁当シリーズ」について、小浦氏が注目するのはカロリーだ。
「コンビニ弁当の多くが600~800kcalくらいなんです。揚げ物が入っていない幕の内弁当であれば400~500kcalくらいのものも珍しくない。そういう意味では『タルタル鶏天丼』の636kcalというのは、カロリーだけなら普通のお弁当とあまり変わらないということです。“カロリー単価”を考えれば、結構お得なお弁当であることは間違いないと思います」(小浦氏)
低価格で満腹感を得るには、この「ファミマトクトク弁当シリーズ」はよい選択肢のひとつになるかもしれない。