閉じる ×
キャリア

中学受験する子供に「言ってはいけない」お金の話

 Cさんは第2志望の私立中高一貫校から私立大学に進学。現在はIT系企業で派遣社員として働いている。

「中学から私立に行かせてもらい、結果的に大学まで私立で、ずっとお金を出してもらったことには感謝しています。と同時に、お金のかかる息子で『ごめんなさい』という思いもあります。ただ、今思えば、僕の中学受験の本質は親の見栄や押し付けで、それを子供への愛と言う形で表現してきたんじゃないでしょうか。

 もちろんお金がある家の子ほうが、いい学校に行きやすいというのは間違いじゃないと思いますが、同じことをやらせてもできる子とできない子がいる。生まれ持っての素質や環境もありますし、何より子供はモノではないんですよね」(Cさん)

 多額の教育費を「無駄」にしたくない親の言動が、子供たちを苦しめている面もあるかもしれない。

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。