投資

【ドル円週間見通し】新たなドル買い材料なければ112円近辺で伸び悩み?

○(中)9月財新サービス業PMI 8日(金)午前10時45分発表予定
・予想は、49.2
 参考となる8月実績は46.7。新型コロナウイルスの感染再拡大を抑えるための制限措置の影響が表面化したことが指数低下につながった。9月については、先行指標となる9月非製造業PMIが53.2に改善しており、行動制限の緩和によって消費やサービス業はある程度持ち直している可能性が高いこと、預金準備率引き下げの影響が広がるとみられていることから、8月実績を上回る可能性が高いとみられる。

○(米)9月雇用統計 8日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+50万人、失業率は5.1%
 対面型サービス業、製造業の企業活動は拡大しつつあるものの、労働力の供給はある程度制限されている。9月の非農業部門雇用者数は8月実績を上回る可能性が高いものの、50万人程度の雇用増加にとどまると予想される。失業率については、引き続きいくつかの産業で採用増加が予想されており、8月実績の5.2%を下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・5日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表、(欧)8月ユーロ圏生産者物価指数、(米)8月貿易収支
・6日(水):(米)9月ADP雇用統計
・7日(木):(独)8月鉱工業生産指数
・8日(金):(日)8月国際収支、(独)8月経常収支、(加)9月失業率

【予想レンジ】
・110円00銭-112円50銭

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