3つめは、丁寧なコミュニケーションを取っていること。
「支援活動というのは、人対人、コミュニケーションそのものです。寄付した人にお礼状を送るとか、ニュースレターで活動の報告を届けるとか、相手のことを考えてこまめなケアを行えるところは、支援活動も丁寧にしているんだろうな、と想像できます。
もしくは、こんな人に支えられているという“寄付者”が紹介されているかどうかも判断基準になります。寄付者の名前だけでなく、“声”も紹介されていると、どんな想いで支援をしているかがわかり、団体への信頼感と寄付者の安心感にもつながります」(河合さん)
なお、現状ではこうした寄付先団体や寄付情報について、総括した組織はないという。
「支援の形は団体それぞれ。寄付したいという気持ちをもとに、気になった支援活動や団体を、自分の目で確かめながらアクションにつなげるのが最良な方法かと思います」(河合さん)
※女性セブン2021年10月28日号